10-for-10

究極のブレインストーミング!
A practice ofDECIDE
Contributed by

Julieta Varsano

Published June 24, 2020
Collection
2

概要

普通のシンプルなブレインストーミングは、あらゆるデザイナー、プロジェクトマネジャー、コンサルタントが 実施しています。ブレインストーミング形式のワークショップは数え切れないほど存在しています…。しかし、ほとんどのものは うまくいきません。なぜなら、大きな原因が1つあるからです。多くの場合、大雑把で乱雑なディスカッションの末、声の大きな 人や上司の意見が通ってしまいます。これは、多くのブレインストーミングテクニックが人間性や、暗黙のヒエラルキー、 さまざまなパーソナリティを考慮に入れていないから起きるのです。

メリット

10 for 10 ワークショップは、チームが素早く、目的に沿って、優先順位にフォーカスすることを手助けします。 これは、軽量で非常に役に立ちます。話したいトピックさえあれば、10 for 10 を始めることができます。 10 for 10 は、制約条件はほとんど無く、ほとんど何にでも使うことができますが、以下にいくつか例をあげます。

  • 会社のイベントについてアイデアを出す
  • アプリの新しい機能のアイデアを出す
  • 新しいランディングページのヘッドラインのアイデアを出す
  • オフィス環境を改善する新しいアイデアを出す

実施方法

10-for-10 のファシリテーターとしてあなたがすべきことは、ブレインストーミングを行いたいトピックを 「どうすれば〜できるだろう」というフレーズの課題に変えることです。とてもかんたんですね。 基本的に課題やトピックが何であっても、このように実行可能なものに変換します。

下記の 10-for-10 セクションに記載した AJ&Smart による 10-for-10 を成功させるステップごとのやりかたも参照してください。

なにか行き詰まっているものはありますか?もしそうなら、 10-for-10 を試してみてください。あなたのチームや顧客とやってみましょう。たった10分程度使うだけで、このプラクティスが強力な効果を発揮することが分かるでしょう。 10分間で最高の結果を出す「10 for 10」と呼ばれるブレインストーミング法の具体的なステップは以下の通りです。この手法の最大の特徴は、参加者同士で一切会話をせず、視覚的にアイデアをまとめる点にあります。

【事前準備】

  • ファシリテーターを1名選ぶ: 会議を進行する役割を必ず決めます。
  • 課題の明文化: 解決したい課題を「How Might We(どうすれば〜できるか)」という形式で壁などに貼り出し、全員の意識を統一します。
  • 道具の配布: 全員に付箋の束、サインペンなどを配ります。

【ステップ1:アイデアの書き出し(5分)】

  • 全員が無言で、他の誰とも相談せずにアイデアを書き出します。
  • 1枚の付箋につき1つのアイデアを、読みやすい字でできるだけ多く書きます。

【ステップ2:自分のトップ10を選ぶ(1分)】

  • 自分が書き出した付箋の中から、最も強力だと思うアイデアを各自で10個だけ選び、残りはすべて捨てます。
  • 全員が同時に立ち上がり、選んだ10枚の付箋をホワイトボードや壁に貼り出します。
  • この時、誰のアイデアかわからないようにランダムに混ぜて貼り出します。アイデアの重複があっても問題ありません。

【ステップ3:投票(3分)】

  • ファシリテーターは参加者全員に投票用のドットシールを10枚ずつ配ります。
  • 壁に貼られたアイデアを読み、最も興味深い解決策だと思ったものに無言で投票します。
  • 自分のアイデアに投票してもよく、1つの優れたアイデアに複数のシールを集中させることも可能です。

【ステップ4:優先順位の可視化(残り時間)】

  • 投票終了後、ファシリテーターが得票数の多い順に付箋を上から並べ替えます。
  • 最終的に上位10個の付箋を抽出し、チーム全員が面白いと感じたアイデアの優先順位リストを完成させます。

この手法のメリット: 従来のブレインストーミングでは、自由に発言し合うことで誰が何を言ったか忘れてしまったり、最終的に優先順位がつけられず具体的な実行案が決まらないといった問題がありました。しかし、この「10 for 10」を使えば、混沌とした1時間の議論をわずか10分に短縮し、チーム全員の合意に基づいた優先順位の高い10個のアイデアを視覚的に導き出すことができます。抽出されたトップ10のアイデアは、どのように実行に移すかを議論するための、理想的なスタート地点となります。

実施例

参考

10-for-10 をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。


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