これは、取り組んでいるプロジェクトや解決しようとしている問題についての考え方の違いを明らかにするための、チーム全体の簡単なアクティビティです。下の画像が示すように、コンセプトマップ（これは公共図書館の例（Patron：利用者のコンセプトマップ）で、オリジナルはエイミー・ホッジが描いたもの）は、誰かのメンタルモデルを構成する主要なアイデアと、（重要なのは）それらのアイデア間の関係も示しています。

チームのメンバーによって、問題領域のメンタルモデルが異なるのは健全なことです：例えば、DevOpsやマーケティングは、開発とは異なる目線でソフトウェアについて考えるかもしれません。しかし、チームメンバーのメンタルモデル間の矛盾は摩擦の原因にもなりうるし、モデルの要素やつながりが欠けていると、重大な見落としにつながることがあります。

1. 各チームメンバーは、5分間かけて、チームが取り組んでいることの小さなコンセプト・マップを描きます。チームメンバーは、お互いの作業を見ずに、別々にこれを行います。
2. 3-2-1のカウントで、チームメンバーは互いのコンセプトマップを公開します。
3. その後、司会者がこれらのコンセプトマップの違いについてディスカッションを行います。

このエクササイズは、新しいメンバーが参画してから2週間目か3週間目の終わりと、四半期の終わりに行うのが効果的です。