ドメイン ストーリーテリング

ドメイン固有言語を学ぶ。要求について会話する。ドメインのストーリーを語る。
Contributed by

Stefan Hofer

Justin Holmes

Published November 07, 2018
Collection
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概要

ドメインストーリーテリングは、人とソフトウェアシステムがどのように連携しているかを理解するためのワークショップです。 このプラクティスによって既存または将来の状態のビジネスプロセスを分析することができます。

メリット

  • 新しいドメインについて学び、そのドメイン言語を習得する
  • 要求を引き出す
  • 部門間のギャップを埋める
  • (マイクロ)サービスや境界づけられたコンテキストの境界(ドメイン駆動設計)を見つける
  • 新しいソフトウェアがどのようビジネスプロセスを変えるか明らかにする ドメインストーリーテリングは汎用性が高く、目的に応じてファシリテーションを調整することができます。 例えば、以下のようなことです:
  • 詳細レベル(例:「ビッグピクチャー」「詳細ワークフロー」)
  • 参加者の数
  • ツール(例:ペン、付箋、デジタルモデリングツール)

実施方法

ドメインストーリーテリングは、ドメインエキスパートが人とソフトウェアの連携の例(ドメインストーリー)を共有することで進んでいきます。 モデレーターは、ドメインストーリーを聞きながら、グラフィックレコーディングのように内容を図式化します。 ドメインエキスパートは、その絵を見てモデレーターが自分のストーリーを正しく理解しているかどうかをすぐに確認することができます。 モデレーターは、「誰が」「何を」「どのように」「なぜ」するのか、といった質問をしながら、ドメインエキスパートを導きます。

1つのドメインストーリーは、 1つの具体的な事例 を扱い、 起こりうることではなく、実際に起こったことを示すものです。 数回のストーリーテリングのあと、参加者はそのドメインにおける人、活動、ツール、ワークオブジェクト、イベントなどについて話すことができるようになります。 ドメインストーリーテリングで始まった会話は、その後、ユーザーストーリー 、実例マッピング、イベントストーミング などに引き継がれていきます。

実施例

参考

ドメイン ストーリーテリング をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。


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