Tim Beattie
Val Yonchev
共感マップは顧客やユーザのインサイトを発展させるために使うコラボレーションツールです。 チームが解決しようとしている問題をもっている人々に対する共感を獲得するために使われます。 共感マップは、ペルソナの手法のように、ユーザや顧客のようなセグメントを表現するものです。
共感マップはDave Gray が作成したプラクティスです。 XPLANE
共感マップは、UXのすべてのプロセスにおいて、共通認識を得るために使用し、ユーザのニーズを優先順位付けします。 ユーザ中心設計において、設計プロセスの最初期から使用するのがベストです。
共感マップと作成過程で生まれた作成物のどちらも組織にとって重要なメリットがあります:
ユーザまたはペルソナをとらえる 共感マップのプロセスはユーザに対する知識を一箇所に蒸留しカテゴライズするのに役立ちます。以下のように使うことができます。
定性調査(リサーチノート、アンケート回答、ユーザーインタビュー記録)の分類と意味づけ
現在の知識とのギャップを発見し、それに対処するために必要な研究の種類を特定する。共感マップがすかすかだったら、もっと調査を行う必要があることを示している。
個々のユーザの共感マップを、連携したり、グルーピングすることでペルソナを作成する
ペルソナを使って他の人とコミュニケーションする
ユーザから直接情報を収集する。ユーザが直接共感マップを埋めると、第2の情報源となり、ユーザセッションのようやくとして使うことができます。さらに、隠れていたかもしれないユーザの思考を感覚をインタビュアーがあとから拾うことができるかもしれません。
このツールはプロダクトライフサイクルのさまざまなタイミングで使うことができます。 例えば、アプリケーション利用の増加に影響をあたえるような、利用者についての新しい理解を得たいときは、共感マップを実施するよいタイミングです。 特に、新しい顧客やユーザー、ステークホルダについて、はじめて学習するようなときです。
このアクティビティは問題を解決しようとしている「人」に対する共感を得ることを目的としていることを伝え、チームに準備させる
共感マッピング をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。