Donal Spring
Marcos Entenza
Everything as Codeとは、システムのすべての要素をコードとして扱うことです。つまり、ソースコードと一緒に設定をgitやsvnなどのリポジトリに格納することです。下位レイヤーから上位レイヤーまでの構成(NWスイッチ、ベアメタルサーバー、OS、ビルド設定、アプリケーションのプロパティ、デプロイ設定など)をコードとして保存することは、それらが追跡可能で、ボタンをクリックするだけで再作成できることを意味します。
Everything as Codeにはシステム設計も含まれ、これもコードとして保存されます。旧来のITでは、インフラには専門的な技術が必要で、物理的なハードウェアやケーブルの設置が必要でした。システムが高価であったり、それを作った人がもうその会社にいなかったりなどの理由で、頻繁に触ったり更新することはありませんでした。しかし、クラウドコンピューティングとクラウドネイティブアプリケーションの登場により、仮想インフラを安価で簡単に構築できるようになりました。仮想環境の設定をコードとして保存しておけば、必要なときにいつでもライフサイクルとして再作成することができます。
git
に保存することで、誰が、なぜ、設定を変更したかを追跡するためのコントロールが可能となります。変更は、適用したり戻したりすることができ、変更を行った一人のユーザーまで追跡することができます。Everything-as-Code をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。