Ryan DeBeasi
ヒューリスティック評価とは、10の基本原則に基づいて設計をレビューする手法です。この用語は1995年に coined by Jakob Neilsenによって作られましたが、その原則は今日でも同じように役に立ちます。
適切なヒューリスティックなリストの作成。NielsenとMolichの10個のヒューリスティックとBen Shneidermanの8個のゴールデンルールをインスピレーションと足がかりにしてください。また、他の関連するデザインガイドラインや市場調査とも組み合わせてください。
評価者の選定。評価者は慎重に選んでください。評価者は、エンドユーザーであってはなりません。評価者は、通常、ユーザビリティの専門家である必要があり、できれば、製品が属する業界の専門知識を備えている必要があります。たとえば、外食産業向けのPOSシステムを調査する評価者は、少なくとも外食産業の業務について一般的な知識を持っている必要があります。
評価者にブリーフィングを行い、評価中に何をすべきか、何をカバーすべきかを正確に把握させる。評価者が同じ指示を受けるように、ブリーフィングのセッションを標準化する必要があります。そうしないと、評価者に偏りが生じる可能性があります。このブリーフィングの中で、評価者にいくつかのタスクに焦点を当てるように指示することもできますが、評価者の経験や専門性に基づいて、どのタスクをカバーするかを指示することもできます。
最初の評価フェーズ。第一次評価は、製品の性質や複雑さにもよりますが、一般的に2時間程度かかります。評価者は、製品を自由に使って、インタラクションの方法や範囲について感触を得ます。その後、評価したい具体的な要素を特定します。
第2評価フェーズ。第二次評価では、第一次評価で特定された要素に対して、選択されたヒューリスティックを適用しながら、再度ランスルーを実施します。評価者は個々の要素に注目し、それらがデザイン全体の中でどの程度適合しているかを見ます。
問題点の記録。評価者自身が問題を記録するか、あなたが評価者が行った作業を記録して、評価者が遭遇した問題を追跡する必要があります。記録する際には、できるだけ詳しく、具体的に記述するよう、評価者にお願いしてください。
報告会。報告会では、各評価者が共同で調査結果をまとめ、問題点の完全なリストを作成します。そして、ヒューリスティックに基づいて、これらの問題に対する解決策を提案するように促します。
ヒューリスティック評価 をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。