カンバンピクチャー

カンバン方式をこれから始める方々は、カンバンピクチャーを使ってダイナミクスを学ぶことができます。
Contributed by

Andre Suman

Published October 15, 2019
Collection
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概要

カンバン方式を始める方々への説明の仕方

メリット

It's simple and it's a funny explanation.

実施方法

Functional Item (機能アイテム)

「犬からラクダ、全て動物です。ネズミやゾウなど極端なサイズのものは避けるべきです」 アイテムのサイズには大小ありますが、極端なものは避けるべきです。Functional Itemは価値を生み出すものです。 カンバンボードのカードにはビジネスが価値を認識できるものを表現します。 例えば犬が欲しい場合、犬の足だけ、尻尾だけ、頭だけなどでは価値は認識できませんよね。

Replenishment (補充)

Replenishmentは要求を理解し、デリバリをコミットする行為です。 これは結婚のようなものです。コミットした後にデリバリを諦めることは起こり得ますが、望ましいことではありません。 カンバンは「Pull」が原則です。頻繁なReplenishmentはよりアジャイルで、オンデマンドのReplenishmentはもっともアジャイルと言えます。

Kanban Meeting (カンバンミーティング)

“Stop starting, start finishing! (あれもこれも始めるのではなく、まず終わらせよ)” の考え方をもとに、チケットをもっとも完了に近い右にあるものから取り掛かり、 終わらせた上で最近開始された左にあるものに移っていきましょう。 一つ一つのジョブを終わらせるためには我々は何ができるか、人ではなくカードを見ることで確認しましょう。

Done/Demo (完了/デモ)

仕事が終わったら、チームはステークホルダーに結果をデモンストレーションすることができます。 同じテーマの機能を小さい単位で少しずつデモンストレーションするか、あるいはオンデマンドで実施することもできます。

Retrospectives (レトロスペクティブ)

一定のインターバルで仕事のアウトプットを評価し、メトリックを分析して、継続的に改善をし続けることができます。

WIP Limit (WIPの制限)

仕掛かり中の仕事 (WIP) の数を制限します。画像に書き込まれている "WIP Limits" の数字は、 ワークフロー内に存在して良い最大のFunctional Itemの数を表現しています。 この仕組みは仕上げることを促進し、重要な議論を呼び起こします。 「新しいものを開始することをやめ、終了することを開始しましょう。」

One Way (一方通行)

Do not move cards backwards. An item flows when work is completed at each step. If a correction needs to be made, keep the item in the same column, eventually signaling that a block exists. Focus on finishing. カードは後ろに移動してはいけません。各ステップで作業が完了したらアイテムを移動することができます。 もし作ったものに対する修正が必要であれば、列を移動せず現在ある場所に置いたままにし、 ブロックとなる障害があることを明示しておきます。 完了させることに集中しましょう。

Metrics (メトリック)

スループット - 特定の時間枠の中でデリバリーできたアイテムの数。時間枠はたいてい数週間を指します。 リードタイム - Replenishmentからアイテムがデリバリーされるまで計測されます。 リードタイムはアイテムが完成するまでのカレンダーの日付を指します。 累積フロー図 (CFD) - 要求、WIP、平均リードタイム、デリバリ率などを確認できます。 これらのメトリックはアイテムの開始日終了日、および各列で何日かかったかが分かれば計測できます。

明示的なポリシー

ポリシーは見えるところに掲示します。ポリシーとは我々の仕事の仕方のルールであり、協力して作り上げていくものです。 例 - プルの条件、WIPの制限、デプロイ日など。

SDM

サービスデリバリマネージャーはフローを管理するためのロールとして配置することをお勧めします。 SDMは障害を管理し、メトリックを収集し、フローの改善の観点でチームを支援します。

Class of Service (サービスクラス)

サービスクラスは遅延コストをベースとして、このカテゴリのアイテムがシステムでどのように扱われるべきかを定義するものです。 「火のついた虎」(特急) は他の動物 (標準) と比較して優先順位が高く扱われます。 よく使われるサービスクラスは、標準、特急、定期納期、無形です。

その他

ブロッカー/ブロック列

何らかの障害がありブロックされたアイテム用の列はありません。 「ブロック」はワークフロー内の列にあるアイテムの状態であり、ワークフローの一部ではありません。

実施例


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