メトリクス ベース プロセス マッピング

プロセスの詳細なマッピングと基礎となるメトリクスの収集
Contributed by

Prakriti Koller

Matt Takane

Published August 03, 2020
Collection
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概要

  • 詳細なプロセスのマッピングプラクティス:1つ1つのプロセス、責任者、主要な時間と品質のメトリクスをとらえる
  • メトリクス ベース プロセス マッピング(MBPM)は第3世代のリーンプロセス改善手法で、組織改革の取り組みに最適化することができる

メリット

  • MBPMは、現場の作業者とともに詳細なミクロの世界を見みたり、戦術的な改善に使うことができる
  • プロセスを具体的な指標(メトリクス)で見ることで、そのプロセスの重要な側面を計測することができる
  • プロセスマッピングはハンドオーバーの回数を確認し、どのステップが最適化できるか判断するのに役立つ
  • 古い測定値と新しい測定値を使用すると、かんたんに比較して結論を導き出すことができる
  • メトリクスの数値は数字で議論する場合に役立つ

実施方法

ファシリテーション用の資材が必要です

ホワイトボードを好むチームもありますが、多くの場合、模造紙と付箋を使います。

  • 模造紙
  • 色違いの長方形の付箋
  • 付箋に書き込むためのペン
  • 付箋同士を繋ぐ線を引くためのチャコールペンシル(消したり書いたりする)
  • チョークでも可(必須ではありません)

メトリクス ベース プロセス マッピングは参加者が合意したプロセスのステップに対して行います。ファシリテーションを通じて、各プロセスのステップを責任者に合わせて定義します。各ステップに対して、以下のメトリクスを見積もります。

  • プロセスタイム - 実際の作業にかかる時間
  • リードタイム - 作業が可能になったタイミングから、作業が完了し次のステップに移るまでの時間
  • 完全正解率 (%C/A) - 下流の顧客が、受け取った仕事を修正、追加、明確化することなくタスクを実行できる割合

プロセスを共同でマッピングすることで共通理解を作り上げ、ペインポイントやボトルネックを可視化することができます。これらの観察によって、チームは潜在的な改善ポイントを特定することができます。

How does it fit? どのようにフィットさせるか?

MBPM は現在の状態をマップし、その後の実装のために将来の状態をマップします。

  • 現在の状態のマップは通常、Open Practice Library のディスカバリーの Why エリアで行われる
  • 将来の状態のマップは通常、Open Practice Library のディスカバリーのアウトカムのエリアで行われる

MBPM は Value Stream Mappingと組み合わせることができます。MBPM と併用することで、戦略レベルのバリューストリームマップの実装レベルのセグメントを視覚的に詳細化することができます。1つまたは複数のメトリクス ベース プロセス マップが、上位のマップ内のセグメントと整合することもある。

実施例

参考

メトリクス ベース プロセス マッピング をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。


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