モブプログラミング

一つの作業を全員で行う
Contributed by

Sam Marland

Toni Syvänen

Edited by
Published August 31, 2018
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概要

モブプログラミングはチーム全員で集まって機能や要件を実装するプラクティスです。 (訳注:主にプログラミングをチームの開発者全員で実施するプラクティス。スクラムにおけるプロダクトオーナーやスクラムマスター、ステークホルダーが参加する場合もある) このプラクティスは新しい情報を素早く共有するときにモブラーニング(モブ学習)として利用することも可能です。

メリット

ある機能がどのように実装されるか、あるいは、ある問題がどのように解決されるかをチーム全体で確認することができます。他にこのプラクティスで、新しいメンバーのオンボーディング(訳注:新しいチームメンバーがチームの一員として機能するまでの活動)を素早く行うことも可能です。

実施方法

モブプログラミングは、チーム全員で1つの機能を実現するためにいっしょに作業します。 1人のメンバーが大きなスクリーンやプロジェクタに繋がったパソコンを使って作業を進めるのがいちばん簡単な方法です。

キーボードとマウスを操作するメンバーは「ドライバー」と呼ばれ、他のメンバーは「ナビゲーター」と呼ばれます。作業中、この役割をローテーションさせます。このプラクティスを知識共有などに使う場合は、役割のローテーションは必要ありません。

チーム全体で開発を行うことで、機能を実装するのです。

リモートで行う場合のヒント

  • ペアやモブは、プログラミングだけでなく、ドキュメント作成などのような作業に使うことができます
  • チーム内で同じツールを使うとより簡単に実施することができます
  • カメラは常にオンにしておきます
  • 同じ部屋でカメラを常にオンにしておくようにすれば簡単にできます
  • ドキュメント作成の場合、プログラミングのように1人がコードを書くような方法ではなく、全員で同時に書くことも可能です。(訳注:同時編集ができるオンラインドキュメントのようなツールを使えば可能)
  • 役割のローテーションをすることで、チーム内のエンゲージメントを高め、消極的参加の解消や飽きないようにすることができます
  • 短い時間でローテーションすると全員が集中し、全員の意見がミックスされていきます
  • 参加者が考えたり作業していて誰も話さないような時間があっても構いません。セッション集絶え間なく話している必要はありません

実施例

参考

モブプログラミング をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。


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