ムードボード

ソリューション、機能、デザインを閃き、共有する
Contributed by

Jerry Becker

Darcie Fitzpatrick

Published June 02, 2021
Collection
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概要

ムードボード(Mood Board)は、プロダクト、ソリューション、機能、デザインのインスピレーションを得てチームで共有するプラクティスです。 チームメンバーは、ソリューションがどうあるべきかのアイデア出しの時間を取り、 アイデアと良いと思った点をチームメンバーと共有します。

メリット

ムードボードは製品のインスピレーションを見つけるのにとても良いプラクティスで、 課題に対するソリューションを見つけるため、またはプロダクトに必要な機能やデザインを明確化するために使われます。 チームメンバーにソリューションを探索する時間を与えることで、 チームに創造力が生まれ、目指すべきゴールが意識されるようになり、デザイナーがプロトタイプを作成したりA/Bテストを行う際のデザイン要素を検討するのに役立ちます。 このような方法でアイデアを共有することで、ソリューションのUIの検討プロセスが高速化し、新しいアイデアをデザインしてテストするまでの時間が短縮されます。

実施方法

準備:

  • メンバーがアイデアを描いたり貼り付けたりするためのオンラインボード/スペースを用意します。 MiroやMuralは良いツールですし、 MilanoteInVisionといった ムードボード向けのツールを使うことも可能です。

手順:

  1. 解決すべき課題やソリューションのコンセプトについて認識合わせをした後で、メンバーはそれぞれアイデア/製品/サービスの考案や調査を行ってインスピレーションを得る時間を25~30分間程度取ります。
  2. 調査結果(画像やノートなど)をボードに描き出します。
  3. 描かれているコンテンツを良く見てみましょう。さらに素晴らしいアイデアの閃きが出てくるかもしれません。
  4. グループに共感を呼ぶビッグアイデアを話し合いましょう。
  5. アイデアを絞り込みたい場合は、人々がお気に入りのアイデア/要素を選ぶドット投票(dot-voting) を行います。

実施例

参考

ムードボード をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。


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