Stephen Goto
モチベーションマッピングは、自分達自身や顧客のモチベーション(行動原理、成し遂げたいこと、プロダクトにお金を払う理由など)を理解するためのプラクティスです。 6つのセクションに分割されたキャンバスを使用し、チームやプロダクトのゴール、なぜそのゴールを達成すべきなのかの理由、背景、障害になりうるもの、目指すべき成果を定義します。
モチベーションマッピングでは以下の要素をキャンバス上で整理します。
背景/Context - 我々や顧客を取り巻く環境は何か?我々はどのようなプラットフォームの上で活動しているか?その環境に影響を与える要因は何か?
ゴール/Goals - 我々や顧客は何を目指しているのか?何を達成したいのか?
ゴールの理由/Reasons for the Goals - なぜこのゴールを設定したのか、動機は何か?
障害/Obstacles - ゴール達成の進行を阻む障害は何か?
目指す成果/Target Outcome - 何を以ってゴールを達成したと言えるのか、その定義は何か?
キャンバスを6つのセクションに分けます。上段に1枠、中段に2枠、下段に3枠という構成です。
チーム、部署、事業部、または組織のメンバーを一箇所に集めます。
最初に、誰のためのモチベーションマップを描くのかを決め、他の枠を記載します。
「目指す成果」が定義されていることを確認します。これは私たちのモチベーションマップと顧客をつなげるために必要なものです。
モチベーションマップは完成後、参加者が常に見ることができる場所に貼っておきます。モチベーションマップは最新の状態を示すステータスボードであり、定期的に更新する必要があります。
モチベーションマップは自分達自身のもの以外にも、顧客になりうる他の組織や、個々の顧客のためのモチベーションマップを作成することができます。
モチベーションマッピング をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。