オープン・リーダーシップとは、人々がオープンな組織で活躍し、貢献できるようにするためのマインドセット、振る舞い、プラクティスの融合です。

リーダーシップは地位ではありません。リーダーシップを発揮する機会は誰にでも開かれています。組織における役割によって、良くも悪くも、その人のリーダーシップを持った振る舞いを表現し、増幅することができます。

オープンなリーダーは、マインドセットも振る舞いもオープンであることがベースとなります。

オープン・リーダーはこう信じています:

誰もが特別な貢献ができる

誰もが未開発の可能性がある

誰にでもリードする責任を持っている

誰もが会社の成功に関わる

オープン・リーダーシップ・マインドセットは、チームの潜在能力を解放します。

あなたのチームにオープン・リーダーシップ・マインドセットを生み出すのに役立つツールをいくつかご紹介します:

標準としてのオープンマインドセット - 私たちは、オープンであることがより良い方法であると信じており、それが私たちの "デフォルトの考え方"になります。情報は、他者からのアクセスを制限する正当な理由がない限り、誰に対しても透明でオープンであるべきです。 あなたは、ソースコードからポリシー、アイデア、知識に至るまで、あらゆるものが他の人の目に触れ、改良され、構築され、リミックスされ、新しい方法で有用になるように修正されるためにオープンであるべきだと信じています。

包括的マインドセット - 誰もが貢献できる何かを持っています。あなたは、自分が常に一番よく知っていると信じているわけでも、「専門家」だけが特別な役割を果たすべきだと思っているわけでもありません。あなたはコラボレーションと共創に対してオープンです。

成長マインドセット - 固定的な考え方とは対照的なマインドセットです。誰にでも未開発の可能性があり、プラクティス、トレーニング、努力によって向上する能力があると信じています。

あなたは、才能は固定された資質ではなく、生まれながらにして一定量を持っていると信じています。 私たちは皆、基本的な能力レベルは異なるが、誰でも何でも上達させることができます。達成するためには、才能よりも努力の方がはるかに重要です。これは包括的マインドセットと相性がよく、誰でも変化を起こせるという可能性を開いてくれます。

オプトインマインドセット - 誰もが人事上のマネージャーになれるわけではないが、オープンな組織では誰もがリーダーになれます。誰もがリーダーになれるし、実際そうする責任があると信じています。また、他者と接する際には、地位的な力ではなく、個人的な力（影響力）を行使するのが最善だと考えています。また、たとえあなたが役職上の力を持っていても、チームメンバーが道を切り開き、自分はそれに従うことを期待する場合もあります。

企業マインドセット - 自分のチームの利益や自己の利益よりも、組織や会社の利益を優先すること。それは、個々の領域や利益を脇に置き、共通の目標に向かって、協力することで、誰もが（少なくとも全体としては）利益を得ることができるという信念です。これは、オープンソースコミュニティにおいても同様です。

オープン・デシジョン・フレームワーク（ODF）を使えば、オープンな意思決定を実践することができます。詳しくはリンク集をご覧ください。