ペアプログラミング

チームメンバー間の知識の共有とコミュニケーションの増加
Contributed by

Toni Syvänen

Terence Brown

Edited by
+3
Published May 09, 2019
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概要

  • 2人のチームメンバーが1つのワークステーション(1つのキーボードとマウス)で一緒に作業し、機能を実装するアジャイルプラクティス

メリット

  • チームメンバー間のナレッジ共有。
  • レビューと改善が同時に行われるため、品質が向上。
  • チームメンバー間の信頼関係の構築。

一方で、以下の目的ではありません:

  • 教育
  • メンターシップ
  • コードを参照する
  • 確認を得る
  • バグを探す

実施方法

  • キーボードとマウスを操作するのが、ドライバーです。ドライバーは、実際の作業に集中します。
  • 他のメンバーは、ナビゲーターか、オブザーバーです。ナビゲーターは、遂行する作業の戦略的成果にフォーカスします。
  • ナビゲーターは、ドライバーが行っている作業をその都度レビューします。
  • レビュー中、ナビゲーターは最終目標を念頭に置き、現在のタスクがそれに向かっていることを確認します。
  • 15分ごとなど、頻繁に役割を交代し、チームメンバーが仕事のさまざまな側面を経験できるようにします。

リモートで行う場合のヒント

  • ペアやモブは、プログラミングだけでなく、ドキュメント作成などのような作業に使うことができます
  • チーム内で同じツールを使うとより簡単に実施することができます
  • カメラは常にオンにしておきます
  • 同じ部屋でカメラを常にオンにしておくようにすれば簡単にできます
  • ドキュメント作成の場合、プログラミングのように1人がコードを書くような方法ではなく、全員で同時に書くことも可能です。(訳注:同時編集ができるオンラインドキュメントのようなツールを使えば可能)
  • 役割のローテーションをすることで、チーム内のエンゲージメントを高め、消極的参加の解消や飽きないようにすることができます
  • 短い時間でローテーションすると全員が集中し、全員の意見がミックスされていきます
  • 参加者が考えたり作業していて誰も話さないような時間があっても構いません。セッション集絶え間なく話している必要はありません

参考

ペアプログラミング をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。


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