バックログ・フィルター

どのような状況においても、複雑性の高いバックログアイテムを特定し、対処する。
Contributed by

John Tooth

Published May 24, 2022
Collection
1

概要

バックログフィルターは、リスクの高い作業項目を浮上させるためのツールです。このキャンバスは、チームのナレッジに焦点を当てることで、複雑さのレンズを通して仕事を見ることができます。どの作業項目に注意が必要かを理解することで、マネジャーが介入できるようになります。

ほとんどの場合、これはバックログで最も未知の仕事を特定し、優先順位を高くすることにつながります。こうすることで、バックログのリスクを減らし、チームの予測可能性を向上させることができます。他のremote:afパターンと同様に、バックログフィルターはコンテキストに関係なく効果的であるように設計されており、様々なタイプのチームで使用することができます。

remote:afバックログフィルターは一般に公開されています。このキャンバスの著作権はすべてRemote Agility Framework Pty Ltdが所有し、ライセンスに基づき使用されています。

Kim Ballestrin と Dr Saeed Shalbafanの研究に基づきます。

メリット

remote:afバックログフィルターを使用する一般的なタイミングは以下の通り;

  • チームは、バックログにある新しい仕事を探っている
  • チームが通常の専門外の仕事を提供する必要がある場合
  • チームは効果的な仕事の予測に苦労している
  • チームは、いつ納品されそうなのか、あるいは納品予測に対するリスクを伝える必要がある

実施方法

準備:

  • remote:afバックログフィルターのコピーをダウンロードする。
  • テンプレートをお好みのバーチャル・ホワイトボード・ツールにアップロードするか、直接ワークショップに参加する場合はプリントアウトする。

バックログをフィルタリングする:

  1. チームとワークバックログを検討します

  2. チームのバックログにある作業項目を、マトリクスに従って個別に黙々とマッピングします:

    • チーム外部からの関与の必要性
    • チームが仕事の進め方をどれだけ理解しているか
  3. 意見の相違を探り、合意に達しない場合は慎重に進める。

アクション:

  • 各項目がマトリックスにどのようにマッピングされるかに基づいて作業を行います。
    • 続行(Proceed)
    • 計画(Plan)
    • 調査(Probe)

実施例

参考

バックログ・フィルター をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。


Except where noted, content on this site is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International license. This site is graciously hosted by Netlify