T2R2 - 話す(Talk), 書く(type), 読む(read), レビューする(review)!

ミーティングの参加者が話を聞き、理解し、アクションすることを助ける
Contributed by

Donna Benjamin

Published March 23, 2020
Collection
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概要

T2R2はオンラインミーティングでメンバーの参加を促すためのプラクティスです。

メリット

T2R2によりミーティングの参加者に「聞く」ことと、聞いたことに「反応する」ことを促します。最終ステップの「Review」では、ミーティングの主旨を要約し、意志決定や次のアクションを決めることで、ミーティングの意義を確認するのに役立ちます。

実施方法

あなたが質問をしたり、新しいトピックを始める際、メンバーに話す(Talk)、タイプする(Type)、読む(Read)、レビューする(Review)を順番に行うようお願いをします。

Talk - ミーティングのメンバーを短いディスカッションに参加させます。トピックを明確にし、共有理解を構築し、チームとして考える機会を与えます。

Type - 次に、全員がオープンな場(ホワイトボード、ドキュメント、シート、スライド等)でトピックとディスカッションに対する感想や考え等の反応を書き出します。(プライベートな場でも良いですが、その場合は後で共有することが必要になります。)

Read - 前段のTypeの結果をメンバーに読んでもらうか、代表者に読み上げてもらいます。共有された内容を明確化・詳細化するための質問が歓迎されます。

Review - 共有された内容を踏まえて、次に何を準備するか、要約するか、トピックをグルーピングするか、アクションに移すアイテムを選び出すか、意志決定を行うかを決めていきます。

各ステップにタイムボックスを設け、全員にタイムボックスを明示し、時間が足りない場合には確認します。適切なタイムボックスの長さは(話題や目的によりますが)、2-10分でうまくいくことが多いです。

T2R2は、Zing Technologiesのチームが学習と会議のシステムを利用する際の助けとして開発したJohn FindlayのTalk-Type-Read-Reviewエチケットを元にしています。

実施例

参考

T2R2 - 話す(Talk), 書く(type), 読む(read), レビューする(review)! をチームや顧客、ステークホルダーと実施するにあたりより詳細にお知りになりたい場合は、以下のリンクを参照してください。


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